強化成分

前回記事の配合餌の強化成分は、糖質とタンパク質です。

詳しくは、糖タンパクなのです。

私の飼育しているハナグロチョウチョウウオが、人工餌100%のブロック餌をよく食べてくれるところまで行ったのですが、ペラペラのままで、いっこうに太る気配がないので何か基本的な栄養素が足りないのではないかと考えたところに端を発するのです。

では何が足りないのか、色々探っているうちに、私のブログにリンクさせていただいていますAzuさんとあーでもないこーでもないとコメ欄でお話させて戴いたのがきっかけなのですが、ハナグロが自然界では何を食べているのか?ポリプ食と言われていますが、本当にサンゴのポリプを食べて成長しているのでしょうか?
これが答えなのか、調べることにしたのです。

色々検索していると偶然こちらに行きつきました。

ここの文中に「ハナグロチョウチョウウオがサンゴ粘液をもっぱら専門に食べる様子が観察されている」と記述されています。

えっ?ポリプではなく、サンゴ粘液(coral mucus)を食べているの?

だとしたらサンゴ粘液(coral mucus)は、どんな成分なの?
知りたくなりますよね。
もし配合できる成分だったら取り入れたいではないですか。

記事の上のほうに(PDFはこちら)をクリックすると、この記事の元文献に飛びます。

この文献こそ、私の探している答えの記述があるのでは。

この文献を読んでいただけると分かると思いますが、サンゴ粘液のほとんどが、糖タンパクからなっていると記述されています。

ここで調べられているのは、5属のサンゴ(Acropora, Stylophora, Pocillopora, Fungia,Ctenactis)ですが、ハナグロはどの珊瑚のcoral mucusを好んで食べているのか、それぞれ自分で調べてみるのができないので、見当をつけてみました。

Acroporaは一般的に深場のサンゴを示すことが多いのですが、浅場に多いスギノキ、サンカク、クシハダ、コユビ等もAcropora属です。
で、自然界でハナグロも食べているではと。

さらに文献を読み進めると....Acropora属の.粘液には、アラビノース、グルコースが多く含まれ、なお且つそれらの成分は入手しやすいことが分かりました。

またタンパク質では、グリシンとセリンが多いとなっています。
グリシンは入手しやすいのですが、セリンは........大丈夫です、なんと小麦蛋白に多く含まれることが分かったのです。

そうです、人工餌につなぎとして入っている小麦、消化しにくいと避けていたのですが、実は重要と思われる小麦蛋白、セリンが多く入っているのです。

糖タンパクとはwikipediaでは、タンパク質を構成するアミノ酸の一部に糖鎖が結合したものであると記述されており、一般に高分子となっています。
また、糖質とタンパク質を混合したぐらいでは、糖タンパクにはならず、高度な化学合成が必要となります。
従って、欲しい糖タンパクを合成するのは、素人の私には無理なのですが、おそらくチョウチョウウオの腸管はヒトと同じく高分子のままでは吸収できないと思うので、何らかの酵素や腸内細菌を利用して単糖とアミノ酸に切断して吸収していると思われます。

単糖とアミノ酸ならば、ドロドロくんに、強化成分として取り入れ易いですね。

もちろん糖質が直接のエネルギー源となり、タンパク質が体を構成していく成分だと思うので、的確な両成分を与えることで、痩せから太れる個体へもっていけるのではと期待しています。

ただこれが本当の正解なのか、さらに加える量もまだまだ手さぐりの状態ですので、色々改善しながら、これからの推移を見て行こうと思います。

また自信が持てたとき、結果としての報告をしたいと思います。
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ジャンル : ペット

ドロドロくん

ハナグロチョウチョウウオの飼育が、6ヶ月を過ぎ、ようやく飼育に対する光が見えてきました。

餌について、世間では、あさりのみや人工餌のみでも十分に飼育できている個体はいます。

しかし、私の個体は、私が与える人工餌のみでは、ペラペラのままで、太れる良い餌を見つけることはできませんでした。

また、あさりのみでも良かったのですが、導入初期にあさりを十分に食べることができなかったことや、濾過の問題で臭いが取れず週末ごとに大量換水を続けることに難点を感じ、あさり、冷凍餌、人工餌の配合餌で、極力水がそんなに汚れず、太れる餌を模索しました。

その結果、写真のようなドロドロの餌となり、ブロック餌にできないので、あさりの殻に詰める餌になりました。
ドロドロ バニラビーンズ
作り方は、想像の通り、あさり、人工餌、強化成分を入れミキサーでドロドロに。

水分で粘度調節をして、あさりの貝殻に詰め、冷凍します。

1日5~8個くらい与えますので、1回で100個くらい・約2週間分のストックになります。
ストック
この餌は、あさりの勢か、強化成分の勢か、ハナグロはいつも食欲旺盛に食べてくれています。

写真にありますが、強化成分として、糖質、タンパク質、タウリン等を配合しています。
材料1 材料2
糖質を配合するのは多分、私だけだろうなと思います。

なぜ糖質を配合するのか次回、お話しします。

大抵の方は、糖質なんてー、あほちゃうかと思うでしょうね。

久しぶり

土曜日、実家水槽の水替えをしました。
週一で、マット交換、スキマー掃除は欠かさず行っていますが、水替えは基本的に1ヶ月に1回から1.5ヶ月に1回行っています。水を見ながらと言いたいところですが、私本位で、時間がとれる週に行っています。

実家本水槽
以前にも書きましたが、壁面の苔落としをしながら、魚が入ったまま、水を抜いていきます。
ロクセンヤッコの背びれが出るくらいまで水を抜きます。

前日に人工海水を溶かしておいた300L(全量の2/3)のタンクで温度調節し、換水していきます。

水替え

このような実家水槽の管理は6年ほど経ちますが、月1とは言え大量換水のため、濾過細菌を確実に留めるバイコムバフィーによる管理方法が私には合っているみたいです。

あまりに見栄えが悪くて恥ずかしかったので、ポンプをボーッテックに交換しました。
また少しでも遊泳範囲を稼ぐために配管丸出しだったのを止め、コーナーボックスをとりつけました。
ただ、よくわからなかったのでMP10にしたのですが、やはりもっと大きいサイズが良かったかな。
ポンプ 水替え


その後、モコが暇そうなので、いつもの長野緑地に散歩に行きました。
退屈

北部九州とは言え、もうかなり暑く、半袖でもよいような感じでした。
長野緑地 散歩
あまりよくないのですが、人がいないところでは、手綱を放します。
ですが、モコは決して私達から2m以上は離れません。
暑いよ 帰ろうよー
魚でも、犬でもペットはいいですね、本当に癒されます。
 
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